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1,生しぼり青汁としぼってない青汁?

 青汁には大きく分けて「しぼってある青汁」と「しぼってない青汁」の2種類があります。実はしぼるか、しぼらないかというのは青汁の性質として大きく違うのです。驚くことに、世にあふれている商品は、しぼってない青汁が大半なのです。

 

青汁の発明者である遠藤仁郎先生は、ケールをすり鉢でつぶしてしぼり、布でこして青汁を作る手法を考案されました。これは、植物のかたい細胞壁を破壊して、細胞壁の中の栄養素がいっぱい詰まった細胞液(エキス)を取り出す作業だったのです。

 

ケールや大麦若葉などは、かたくてとてもサラダにして、そのままバリバリ食べることはできません。でも栄養素たっぷりの食物だから、何とかしてその中のエキスを取り出してやろうという精神が生み出した知恵なのです。

 

すり鉢で生しぼりを作るという原始的な手法ですが、これは栄養素を効率的に摂取するために理にかなった方法なのです。しかし、大量生産の現在では、生しぼり手法に基づいて青汁をしぼっているメーカーはごく少数派なのです。

 

では、良いことがわかっているのになぜメーカーは青汁を生しぼりで作らないのでしょうか。それは、技術不足とコスト削減のためです。
生でしぼってスプレードライ製法で青汁製品をつくるには、高い技術とハイレベルの工場と多額のコストがかかります。

 

青汁も他の食品と同じく、安いものが売りやすいということもあって、やすくて量が多いものが出まわっているのです。その競争に勝つために、各社はしぼらないで青汁を作る方法に流れているのです。

 

それはどういう方法かといいますと、大麦若葉やケールを刈り取って、高温で乾燥させて細かく粉砕する方法です。つまり、しぼってない青汁は、高熱で栄養成分が劣化しきった食物繊維の残骸ということになるのです。

 

 植物は、細胞壁で自分の栄養分が外に出て行かないように守っています。ですから、その堅いガードを破っていないので中に入っている栄養分のエキスは出てきません。しかも人間は草食動物のように、食物繊維の分解酵素をもっていませんので、胃腸で消化されずに便としてそのまま体外に排泄されてしまいます。

 

 人間はそのままでは野菜の栄養分を吸収できないので、野菜を食べるときは、よくかむことが栄養吸収の一番のホイントとなります。野菜一口当り50回かむと、およそ10%から20%の栄養素が吸収できるといわれています。

 

そこで、しぼってない青汁をかんたんに見分けるには、まず青汁をグラスに入れて溶かし30分ほどそのまま置いておくと成分が沈殿し、透明な水と青汁の成分が分離します。これがしぼられていない青汁の特徴です。野菜の繊維は水に溶けず、重いので沈んでいくのです。味は粉ぽくて、水に解けにくくパサパサしているのも特徴です。

 

ほんものの青汁選び方 7つのポイントの1つ目は
「生しぼりの青汁を選ぶこと」
だから私たちは、成分の分離しない、かき混ぜると溶ける、飲みやすい生しぼり青汁を作っています。

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